コンクリート塗装
コンクリートの塗装方法一覧表
塗料の種類 価格 耐用年数 効果
外壁の塗装方法
撥水剤 1,500円~2,500円/㎡ 3~7年 防水性の付加
クリア塗料 3,000円~5,000円/㎡ 5~10年 防水性+コーティング
弾性塗料による塗装 2,000円~3,000円/㎡ 10~12年 防水性+塗膜がひび割れにくい
再現工法 5,000円~7,000円/㎡ 5~15年 防水性+美観の回復
床の塗装方法
アクリル塗装 2~3万円(DIYの場合) 3~5年 色の塗り直し
エキポシシールド塗装 4~6万円(DIYの場合) 5~10年 表面のコーティング
ウレタン防水 7~12万円 10~12年 柔らかい防水層を形成
FRP防水 10~15万円 10~12年 固くて丈夫な防水層を形成
コンクリート外壁の場合は、費用がかかる塗装方法ほど防水性に加えて見栄えを維持・回復する効果があります。
コンクリート床の場合は、費用がかかる工法ほど防水性が長持ちし、人や物の通行により耐える強靭な床面に仕上がります。
コンクリート塗装の種類と特徴
外壁にコンクリート塗装を施す場合には、それぞれの塗料が持つ特徴や性質を掴み、塗料を選ぶことが重要です。
コンクリート塗装にはカラークリヤー塗料や弾性塗料、撥水塗料といった種類があり、水を弾くことに特化した塗料や、撥水性や耐久性も備えた塗料もあるため外壁の材質と予算を考えながら塗料を選ぶようにしましょう。
自分が納得した形で施工を行ってもらうためにも、塗料が持つ特徴や種類を把握しておきましょう。
1:カラークリヤー塗料
コンクリート塗装の種類の1つ目にカラークリヤー塗料があります。
カラークリヤー塗料は修繕のあとを目立ちにくくすることができるだけでなく、撥水性にも優れており、塗料自体の耐久性も高いため、一度塗装すれば長い期間維持できるというメリットがあります。
しかし、塗料自体の価格が高いため、広い範囲の塗装を実施する際は再度検討して決める必要があるでしょう。
2:弾性塗料
コンクリート塗装の種類の2つ目に弾性塗料があります。
弾性塗料は塗料自体が伸びる塗料です。ひび割れに塗膜がつきやすい性質を持っているのでひび割れの表面化を防ぐことができたり、凹凸がある外壁のひび割れ防止にも役立てることができます。
しかし、塗料自体のコストが高く、塗料を塗り重ねていくためコンクリート自体の良さがなくなるというデメリットもあります。
3:撥水剤
コンクリート塗装の種類の3つ目に撥水剤があります。
撥水剤の塗料自体は水を弾くことだけに特化した透明な塗料であるため、汚れや補修部分を目立たせることはできず、雨水を弾くことしかできません。また、塗料の価格は安く済みますが、塗料自体の耐久性が低いので、短い期間で塗り直しを検討する必要があります。
コンクリート塗装が必要な理由
家のリフォームを検討している人は、リフォームする際の外壁のコンクリート塗装がなぜ重要なのか知りたい方も多いのではないでしょうか。
外壁のコンクリートを塗装する際、壁の材質に合わせて塗料を選んで塗らないと外壁を紫外線や雨から守れなくなるなど、雨漏りを起こすリスクが高くなることがあります。
紫外線や雨などでの劣化を防ぐため
外壁のコンクリート塗装が必要な理由の1つ目に紫外線や雨などによる外壁の劣化を防ぐためというものがあります。
長い間、外壁を塗装していないと壁自体の劣化が進んでしまい、ひび割れやカビを発生させる原因となるため定期的に塗装して壁の状態を良質に保つ必要があります。
おしゃれなデザインでアパートやマンションの空きをなくすため
外壁のコンクリート塗装が必要な理由の2つ目に、おしゃれなデザインでアパートやマンションの空き物件をなくすためというものがあります。
アパートやマンションなどの集合住宅は若い世代の人の需要が高いため、外壁を塗装して外観を綺麗に保ち、扉や室内の壁にカラフルな塗装を施さないと入居率が下がってしまうことがあるため、時代のニーズを掴んだ塗装をしてイメージを変えていく必要があります。
雨漏りのリスクをなくすため
外壁のコンクリート塗装が必要な理由の3つ目に、雨漏りのリスクをなくすためというものがあります。
外壁の塗装を怠ると壁自体が痛む原因となり、壁にヒビ割れが起きて雨水が浸水してしまう恐れもあるため、大掛かりな修繕作業を避ける意味でも定期的な外壁の塗装が必要になってきます。
また、見た目の美しさを維持するためにも、定期的な外壁の塗装が重要になってきます。